GURPS ハンター・シリーズ α版


ガープスをプレイするに当たって以下の資料は必ず揃えてください

4829176008 ガープス・ベーシック 第4版 キャラクター
スティーブ・ジャクソン 安田 均 グループSNE
富士見書房 2005-12-10

by G-Tools


4829176113 ガープス・ベーシック 第4版 キャンペーン
スティーブ・ジャクソン 安田 均 グループSNE
富士見書房 2006-03-17

by G-Tools



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0:はじめに

1:ハンター・シリーズの世界

2:ハンター・キャラクターのテンプレート

3:ハンター・キャラクターの作成

4:追加装備

5:シナリオの展開

6:追加ルール

ダウンロード

シナリオ/プレイレポート


0:はじめに

  「ハンター・シリーズ」 とは 真城悠氏 が提唱した不条理性転換WEBコメディー小説のシェアード・ワールド 「華代ちゃんシリーズ」 の番外編として始まったWEBコメディー小説のシェアード・ワールドで、 公式サイト に載っていないものも含めれば既に130以上の作品が存在します。なお、現在小説版は「ハンターシリーズ」と書くのが正式なのですが、諸般の事情のためここでは「ハンター・シリーズ」の表記を使います。
 ハンター・シリーズの詳細については、以下の公式サイトを参照して下さい。

http://hunters.nomaki.jp/

 そして「GURPS(ガープス)」は、"Generic Universal Role Playing System" つまり「包括的で汎用的なロールプレイング・システム」であり、これ1つあれば大抵の世界観に対応したTRPGをすることができます。
 「GURPS ハンター・シリーズ α版」は、 「ハンター・シリーズ」 をGURPS(第4版)を用いてTRPGにするための、 ELIZA が作成したサプリメント(のα版)です。ただし、著作者人格権以外の著作権が公共財となっている関係上、ELIZA以外の人の意見も反映されています。詳しくは以下を参照してください。

原作者:ELIZA
編集者(順不同):ELIZA、てぃーえむ

 「GURPS ハンター・シリーズ α版」で遊ぶためには「ガープス ベーシック【第4版】キャラクター」と「ガープス ベーシック【第4版】キャンペーン」の2冊が(最低限)必要になります。なお、「GURPS ハンター・シリーズ α版」に参照ページが書かれている場合、それは「ガープス ベーシック」2冊通しのページ番号を指しています。

著作権等に関する注意事項

  • GURPSは Steve Jackson Games 社 の登録商標であり、著作権等の、GURPSの(ゲームとしての)情報に伴う権利は同社に帰属します。
  • 「GURPS ハンター・シリーズ α版」は(世界がシェアード・ワールドであること、現ルールは敲き台であることを考え)著作者人格権以外の著作権を公共財とします。ただし、(ELIZAが日本語版のGURPSを他の言語に翻訳する権利を持っていないため)翻訳権はこの中に含まれません。
  • 「GURPS ハンター・シリーズ α版」は公式なものではなくSteve Jackson Games 社の公認は受けていません。また、その内容はSteve Jackson Games 社がGURPSについて定めた事項に従います。

1:ハンター・シリーズの世界

 “困っている”人の元に出現し、名刺を差し出し、「悩みを解決する」と言って依頼者やその関係者を性転換させてしまう小学校低学年くらいの女の子。
 それが真城華代です。普通は白い服を着ていることが多いのですが、これは絶対ではありません。その外見年齢は(同一人物に見えるものの)6〜10歳とばらつきがありますが、目撃証言だけで十数年前から存在していることが確認されているので、外見どおりの年齢でないことは確かです。

 真城華代の特徴は、事態の優先順位の判定基準がデタラメで、笑ってしまうほど強引な理由で、こじつけとしか思えない(要は「不条理」な)性転換劇を引き起こすという点にあります。(勿論被害者にとっては笑い事ではないのですが…)また、性転換後は一般的に容貌がよくなる傾向が(男女の違いの為に比較は難しいでしょうが。)ありますし、何らかの特殊能力が追加で賦与される場合もあります。

 人類は過去、かなりの長期間に渡って真城華代(やその同類)の被害に晒されてきました。それでも人類全体が性転換を受けるようなことが起こらないのは、その事実を知る限られた人間たちが対抗組織を作ってきたためです。
 この組織は現在ハンター組織と呼ばれています。数万人から数十万人に一人の割合で生まれる真城華代の能力を打ち消すことができる人間(ハンター)を独自のノウハウで探り出してスカウトし、真城華代の被害を「還元」していくのがその任務です。

 現在では、ハンター組織が「華代探知機」を開発したため、「還元」の効率が格段によくなっています。これは真城華代がその力で性転換を発動した場合に、それを探知するもので、一応“前兆”の探知も可能です。理論上の距離制限はないのですが、「華代探知機」が反応しない事例は少数ながら存在します。

 なお、ハンターが真城華代の被害を受けた場合、(基本的に)ハンターの能力で「還元」することはできません。ハンターは必然的に真城華代の被害の渦中に突っ込んでいくことになるため性転換することが多くなるのですが、元に戻れないため性転換の被害者は増える一方です。最近は、「華代探知機」が捉えた“前兆”で出動することも多いので、巻き込まれて被害を受けることも多くなっています。

 勿論、ハンター組織の最終目的は真城華代の無害化ですが、現在のところ成功したことはありません。また、無害化作戦の失敗は非常に高くつきます。(最低でも作戦実行者は性転換(ないしそれと同等)のペナルティーを受けます。また、「縁起が悪い」と欠番になっているコードは、世界から存在そのものを抹消されたハンターが使っていたものだった、という噂もあります。)そのため、真城華代を無害化させる試みは特別に作戦を立案出来た者が志願制で、自己責任の元で行われることになっています。

ダウンロード

 ここに書かれている資料をテキストファイルとしてダウンロードします。なおネタバレになるためシナリオはありません。ゲームマスターの人は シナリオ/プレイレポート のページよりシナリオを別にダウンロードしてください。

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